1948-09-04 第2回国会 衆議院 不当財産取引調査特別委員会 第57号
ちようどあのころ炭價値上の問題がありまして、それも絡んで一緒にやつていましたから。
ちようどあのころ炭價値上の問題がありまして、それも絡んで一緒にやつていましたから。
而も政府は先程これは物價値上を中心とするところの一つの予算案であると私は申したのでありますが、政府が物價七割を以てする、こう言うとき、木村委員が七割以上に上つておるとこう言つたのでありますが、私は七割以上になろうと、一割以上になろうと、二割以上になろうと、それで物價が動かないとすれば信類することはできますが、これは何としても物價は大いに動いておるのでありまして、この点は殆んど信頼することはできないのであります
簡單に私達の意見をやや具体的に申しますと、第一は物價値上問題でありますが、この物價値上問題はこの予算の根抵となつておる、それは直接には三千七百円ベースという賃金の基準單價になり、更に又その他政府の物件費、或いは又價格調整費の基礎としてこの物價が組まれておるわけでありますが、この度の政府の物價値上は政府の説明によれば、最初十二月の予算において、十二月現在の物價で編成した場合には、九百億の歳入不足がどうしても
ともかくも「たばこ」は價格は据置にして欲しいという熾烈な要求、これは今日物價値上反対運動として議会外において非常に大きく盛り上つているのでありますが、そういう要望に應えて、我々は少くとも栗山委員の修正案に賛成したいし、又賛成することが決して政府を困らせることであるとか何とかいうようなことではなくして、眞に「たばこ」政策そのものを本当に確立して行く第一歩だと思いますので、私はそれに賛成したいと思うのであります
從つて今度の七割物價値上の場合についてみれば、昨年七月のそれに対しまして七割、すなわち基準の百十倍の引上になつてくる。それに対しまして、賃金の場合は、昨年七月の二十七倍に対して、今回の三千七百円は五十二・五という比率になることが指摘されたと考えます。
第一は、國鉄の運賃値上並びに重要物資の物價値上の問題であります。私は先に申しましたごとく、この点は極めてイージーに行われているところに、政府の價格政策の一つの根本問題があると思います。で國鉄の会計の問題にいたしましても、果してこの赤字が何故起こつたかということを、政府が確実に掴んでおるかどうか、これが甚だ疑問だと思うのであります。
それで今度の米價値上に対する基礎的な各品目別の倍数がこまかく計算できるのかできないのか。大要でいいのでありますが、こういうものは大体据置きだ。こういうものはこのくらいの倍数になつておる。こういうものは見込みで計算しておるというような概略のことでもこの場合に伺いたいと思いますが、そういうことはまだ資料がなくてできないのでありますか。